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末期癌の治療 まっきがんのちりょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

末期癌の治療
まっきがんのちりょう

癌の治療のため手を尽しても死を迎える癌患者は多い。万が一の可能性を期待して最後まで治療を続けることもできるが,患者が受ける苦痛はあまりに大きい。末期癌の治療は死を間近に控えた患者の悩みや苦痛を取除き,残された期間をより人間らしい生活を送ってもらうことに主眼がおかれる。「生活の質」 (クオリティ・オブ・ライフ) を重視する治療である。病床での良好な状態を維持するため,麻薬を投与してもまず苦痛を取除く。医療従事者をはじめ,カウンセラーケースワーカー,家族,友人らのチームによる精神的支援も不可欠となる。このような終末医療の専門病院がホスピスだが,最近は在宅医療も見直されている。

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