日本大百科全書(ニッポニカ) 「末森」の意味・わかりやすい解説 末森すえもり 石川県羽咋(はくい)郡宝達志水町(ほうだつしみずちょう)押水(おしみず)地区の、米出(こめだし)、今浜(いまはま)、今浜新(いまはましん)、麦生(むぎう)の集落からなる地域。東方の末森山(139メートル)には中世から山城(やまじろ)があったが、1583年(天正11)前田利家(としいえ)の臣奥村永福(ながとみ)がこの城に拠(よ)り、佐々成政(さっさなりまさ)の大軍に抗して城を死守したことは末森の合戦として名高い。[矢ヶ崎孝雄][参照項目] | 押水 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例