末森(読み)すえもり

日本大百科全書(ニッポニカ) 「末森」の意味・わかりやすい解説

末森
すえもり

石川県羽咋(はくい)郡宝達志水町(ほうだつしみずちょう)押水(おしみず)地区の、米出(こめだし)、今浜(いまはま)、今浜新(いまはましん)、麦生(むぎう)の集落からなる地域。東方末森山(139メートル)には中世から山城(やまじろ)があったが、1583年(天正11)前田利家(としいえ)の臣奥村永福(ながとみ)がこの城に拠(よ)り、佐々成政(さっさなりまさ)の大軍に抗して城を死守したことは末森の合戦として名高い。

[矢ヶ崎孝雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む