宝達志水町(読み)ほうだつしみず

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宝達志水町」の意味・わかりやすい解説

宝達志水〔町〕
ほうだつしみず

石川県能登半島の基部,日本海側にある町。東は富山県に接し,西は日本海に面する。東部は宝達丘陵に接し,中央部は子浦川,宝達川などの流域に広がる扇状地,西部は海岸砂丘が発達。 2005年志雄町と押水町が合体して成立。中心地区の子浦 (しお) は七尾街道宿場町として発達。扇状地地帯では米作,砂丘地帯ではブドウの栽培が行なわれる。牧畜も盛んで南東部の宝達山山麓では乳牛が飼育されている。北西部の千里浜海岸 (ちりはまかいがん) はなぎさドライブウェーの通る海水浴場で,ハマグリ名産。海岸線一帯は,能登半島国定公園に属している。北部にある散田金谷古墳は国指定史跡,南西部にある喜多家住宅は国の重要文化財。 JR七尾線が西部を北上,海岸線に沿って能登道路,国道 249号線,159号線,471号線がほぼ並行して通る。面積 111.52km2。人口 1万2121(2020)。

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日本歴史地名大系 「宝達志水町」の解説

宝達志水町
ほうだつしみずちよう

2005年3月1日:羽咋郡押水町志雄町合併
【押水町】石川県:羽咋郡
【志雄町】石川県:羽咋郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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