本左中村(読み)もとさちゆうむら

日本歴史地名大系 「本左中村」の解説

本左中村
もとさちゆうむら

[現在地名]朝日町たま 真中さちゆう

最上川左岸にあり、南は新左中しんさちゆう村、北は中沢なかざわ村・粧坂けはいざか村。正保郷帳に田方五二石余・畑方一二石余とある。慶安二年(一六四九)以降松山藩領。里分川行かわつら組に属し、天明七年(一七八七)の松山藩左沢領村々大概書(松山町教育委員会蔵)には高六四石余、田二町四反余・畑一町二反余、用水大沼おおぬま沢・大暮山おおぐれやま沢・中丸山沢の水を引くが、旱損所。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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