日本歴史地名大系 「本所松井町一丁目」の解説 本所松井町一丁目ほんじよまついちよういつちようめ 東京都:墨田区旧本所区地区本所松井町一丁目[現在地名]墨田区千歳(ちとせ)二丁目竪(たて)川の南岸、本所松黒(ほんじよまつぐろ)屋敷の東にある。南は武家地、東は六間(ろつけん)堀を挟んで本所松井町二丁目。元禄一五年(一七〇二)築地堀(現中央区)常浚請負人の助成地と地守が置かれていたが、正徳五年(一七一五)召上げられ、享保六年(一七二一)山王社(現千代田区日枝神社)祭礼入用地となり寺社奉行支配に属した。以後地守が請負い山王社へ地代を上納したが地代不足となり、元文二年(一七三七)町奉行支配となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報