本目遺跡(読み)もとめいせき

日本歴史地名大系 「本目遺跡」の解説

本目遺跡
もとめいせき

[現在地名]免田町 本目

免田町とにしき町の境をなす水無みずなし川の東岸近くにあり、遺跡は俗称げん屋敷やしきとその東方約二〇〇メートルにある共同墓地周辺、ならびに国道二一九号を隔てた錦町松木園まつきぞのの三ヵ所にわたる。大正七年(一九一八)頃、源が屋敷畑地を水田化するために地下げした際に、一〇〇個以上の完形土器が出土したという。土器の主体は長頸丸底壺形土器の胴部に重弧文帯を描きめぐらす土器で、この種の土器を免田式土器とよび、その標式遺跡となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 長頸壺 鋸歯文

世界大百科事典(旧版)内の本目遺跡の言及

【免田式土器】より

…熊本県球磨郡免田地方の地名にちなんだ弥生時代中期末~古墳時代前期の土器。1918年ころ免田町本目の源が屋敷(げんがやしき)(本目遺跡という)一帯の畑を水田にするため地下げしたところ,数十~100個余りの完形土器が発見されたという。なかでも多くの長頸壺の胴部に重弧文(じゆうこもん)の文様が描かれていたところから,重弧文土器と呼ばれていた。…

※「本目遺跡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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