コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

本茶 ホンチャ

2件 の用語解説(本茶の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ほん‐ちゃ【本茶】

《本場の茶の意》山城国栂尾(とがのお)で産した茶。室町初期以降は栂尾が荒廃したため、宇治茶をさすようになった。本の茶。⇔非茶

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ほんちゃ【本茶】

荒茶製造工程後の、主体となる茶。
栂尾とがのお産の茶。本の茶。 ↔ 非茶

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の本茶の言及

【高山寺】より

…それ以後,朝廷や幕府の崇信も厚く建物や寺領の寄進も続いたが,応仁の乱で衰微し,近世になって豊臣・徳川両氏の保護もあって寺観もやや整備され,これまでの華厳・真言の兼宗をやめて真言宗に転じた。なお茶道史の上で,栄西から中国の茶の種子を贈られた明恵が,当寺の山内にこれを植え,それ以来栂尾産の茶は中世を通じて〈本茶(ほんちや)〉と呼ばれ,栂尾以外でとれる〈非茶〉と区別されて珍重されたことが注目される。当寺の宝物はきわめて多い。…

【茶道】より

…やがて茶は遊戯化し,14世紀初期には闘茶という茶の遊びが生まれた。闘茶は飲茶勝負とも呼ばれたように,茶の味を飲み当てるゲームで,初めは本茶(京都栂尾の茶)と非茶(栂尾以外の茶)を飲み分け,得点によって懸賞が分配される形式であったが,のちには茶の種類を4種にふやし,10服とか70服とか何杯もの茶の味を当てる複雑なゲームとなった。このような闘茶はその後15世紀末まで盛んに行われ,16世紀には衰退していったが,現代でも群馬県中之条のお茶講などの民俗に残照をみせている。…

【闘茶】より

…回茶とも貢茶とも別称されることがある。本茶〈栂尾(とがのお)茶〉と非茶〈それ以外の産地の茶〉とを飲み分け,点数をつけながら賭物(かけもの)を取り合う一種の博奕(ばくち)であるため,茶勝負とか茶湯勝負ともいわれた。そのもとは中国の宋代の茶法に発しており,水質や茶の品種が争われたりしていた。…

※「本茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

本茶の関連キーワード栂尾三尾兼康製茶非茶本場物槙尾山城の栂尾祥雲栂尾上人

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone

本茶の関連情報