デジタル大辞泉 「本荒」の意味・読み・例文・類語 もと‐あら【本荒】 木がまばらに生えていること。一説に、根元に花も葉もないこと。「宮城野の―の小萩露を重み風を待つごと君をこそ待て」〈古今・恋四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「本荒」の意味・読み・例文・類語 もと‐あら【本荒】 〘 名詞 〙 木がまばらにはえていること。一説に、根元の方に花も葉もなく荒れていること。また一説に、去年の古枝に花が咲くこと。[初出の実例]「我やどのもとあらの桜咲かねども心をつけて見ればたのもし」(出典:曾丹集(11C初か)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例