本語(読み)ほんご

精選版 日本国語大辞典 「本語」の意味・読み・例文・類語

ほん‐ご【本語】

  1. 〘 名詞 〙
  2. もとの文。原文。また、もとの言語原語
    1. [初出の実例]「至今血食までは史記の本語ぞ。漢書は武帝の時分までは大半史記の語を其ままでをいて一字二字増損するぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)陳勝項籍第一)
  3. ある語が活用したり、変化したり、または、他の語形が派生したりする場合、そのもとの語をいう。
    1. [初出の実例]「四をウルク、ウールデンと云、活用語と翻す。本語を働らかすテニヲハなり」(出典:蘭学逕(1810))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android