日本歴史地名大系 「本領八百村」の解説 本領八百村ほんりようはつぴやくむら 富山県:西礪波郡福岡町本領八百村[現在地名]福岡町本領(ほんりよう)大滝(おおたき)村・荒屋敷(あらやしき)村の南西、唐俣(とうまた)川と黒石(くろいし)川に挟まれた低地に立地。江戸時代初期は本領村と八百村の二村であったが、明暦二年(一六五六)頃に合併したと推定される。村名は、本領村は木舟(きぶね)城主石黒氏の本領であったこと、八百村は木舟城下の八百屋(やおや)町にそれぞれ由来するという(福岡町史)。慶長一〇年(一六〇五)の本領村検地打渡状(川合家文書)によると、田畑屋敷ともで四三町三反余、分米六五一石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報