札付(読み)ふだつき

精選版 日本国語大辞典 「札付」の意味・読み・例文・類語

ふだ‐つき【札付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 札がついていること。
    1. [初出の実例]「札付の切を入たる箱根山 ともしの鹿子おとしはんゑり〈宗恭〉」(出典:俳諧・物種集(1678))
  3. 正札がついていること。また、その商品。正札つき。
  4. 定評のあること。知れわたっていること。また、その人。多く、悪い評判についていう。
    1. [初出の実例]「擬(まが)ひもなき札付(フダツキ)の、門院宗清それ、縛れくくれと」(出典浄瑠璃那須与市西海硯(1734)道行)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む