杆状体(読み)かんじょうたい(英語表記)retinal rods

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

杆状体
かんじょうたい
retinal rods

杆体ともいう。網膜の最外層で色素上皮のすぐ内側にある光を感受する細胞。杆状体細胞と杆状体線維とから成る。杆状体の外節にはロドプシン (視紅) という色素が多く含まれる。錐状体が色覚をもつのに対し,杆状体は明暗を感じるといわれる。杆状体は網膜周辺部では錐状体よりはるかに多いが,黄斑に近づくにつれ,その関係は逆になって次第に少くなる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の杆状体の言及

【目∥眼】より

…(4)網膜 網膜は眼球壁の最も内側の膜で,眼底から,毛様体,虹彩の裏面の部分までを覆う。錐状体および杆(かん)状体という2種類の視細胞があり,光,色,形を感ずる(図5)。(5)視神経 視細胞からの視覚情報を脳へ伝える神経。…

※「杆状体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

ゲーム障害

オンラインゲームなどへの過度な依存により日常生活に支障をきたす疾病。インターネットやスマートフォンの普及でオンラインゲームなどに過度に依存する問題が世界各地で指摘されていることを受け、世界保健機関(W...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android