20世紀日本人名事典 「杉山信三」の解説
杉山 信三
スギヤマ ノブゾウ
昭和・平成期の日本史研究者 元・京都市埋蔵文化財研究所所長;元・近畿大学理工学部教授。
- 生年
- 明治39(1906)年11月30日
- 没年
- 平成9(1997)年12月28日
- 出生地
- 京都府京都市
- 学歴〔年〕
- 京都高等工芸学校図案科〔昭和4年〕卒
- 学位〔年〕
- 工学博士(京都大学)〔昭和37年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 日本建築学会論文賞〔昭和40年〕,勲四等旭日小綬章
- 経歴
- 京都府古社寺修理技手、法隆寺国宝保存工事事務所技手、朝鮮総督府技手、京都大学工学部助手、昭和39年奈良国立文化財研究所歴史室長、41年同研究所平城宮跡発掘調査部長を歴任して43年退官。その後、43〜58年近畿大学理工学部教授、51年〜平成6年京都市埋蔵文化財研究所長。平安京跡の調査・研究の第一人者として活躍した。著書に「朝鮮の石塔」「日本朝鮮比較建築史」「院家建築の研究」「韓国の中世建築」「よみがえった平安京」、共著に「発掘された古代の苑池」他。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報