杉折り掛く(読み)スギオリカク

デジタル大辞泉 「杉折り掛く」の意味・読み・例文・類語

すぎ・く

酒を売る家のしるしとして、杉の枝葉を束ねたものを軒につるす。
「わらける軒に―・けて」〈浮・五人女・三〉

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「杉折り掛く」の意味・読み・例文・類語

すぎ【杉】 折(お)り掛(か)

  1. 江戸時代、杉の木の葉を玉のようにたばねて酒屋看板として掛ける。酒林(さかばやし)を掛けて酒屋の看板とする。
    1. [初出の実例]「わら(ふけ)る軒に杉折掛(スキをりカケ)て」(出典浮世草子好色五人女(1686)三)

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