デジタル大辞泉 「枝葉」の意味・読み・例文・類語 えだ‐は【枝葉】 1 枝と葉。2 本筋や中心から離れた重要でない部分。末節。しよう。「話が枝葉に及ぶ」[類語](1)葉・木の葉・草葉・葉っぱ・押し葉・葉身・葉脈・葉柄・葉末・托葉・苞・単葉・複葉・葉序・双葉・若葉・若緑・新緑・万緑・青葉・紅葉こうよう・紅葉もみじ・黄葉・照り葉・落ち葉・落葉・枯れ葉・朽ち葉・病葉わくらば・松葉・枝・小枝・若枝わかえ・若枝わかえだ・痩せ枝・枯れ枝・徒長枝・万朶・粗朶・柴・枝振り・枝変わり/(2)些細・瑣末・枝葉末節・末梢的・些事・細事・小事・細かい・細細こまごましい・煩瑣はんさ・瑣瑣ささたる・区区くくたる・ちょっとした・取るに足りない・たわいない・何でもない・愚にもつかぬ・益体も無い・埒らちも無い・高が知れる し‐よう〔‐エフ〕【枝葉】 1 樹木の枝と葉。えだは。2 物事の本質にかかわりのない部分。主要でない部分。「枝葉の問題にこだわる」[類語]端・些事・小事・細事・末節・枝葉末節・末梢的・二次的・二義的・副次的・瑣末さまつ・細かい・細細しい・煩瑣はんさ・瑣瑣ささ・区区・ちょっとした・取るに足りない・たわいない・何でもない・愚にもつかぬ・益体も無い・埒らちも無い・高が知れる・些些ささ・些細ささい・細ささやか・わずか・幾ばく・たかが・いささか・ほんの・有るか無きか・ちょっと・一縷いちる・一抹・些少さしょう・無駄事・雑事・微微・つまらない・無意味・下らない・問題外・部分的・派生的・卑小・眇眇びょうびょう・由よし無い・トリビアル 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「枝葉」の意味・読み・例文・類語 し‐よう‥エフ【枝葉・支葉】 〘 名詞 〙① 樹木の枝と葉。[初出の実例]「願以成レ蹊枝葉下、終天長樹玉階辺」(出典:凌雲集(814)詠桃花一首〈平城天皇〉)「松の緑こまやかに、枝葉汐風に吹たはめて」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)松嶋)② 家柄・門派について、樹幹にあたる本宗(ほんそう)・主流に対し、そこから分派した流れをさす。子孫。一門。[初出の実例]「早出二槐風棘露之枝葉一、更韜二楊金荊玉之光輝一」(出典:詩序集(1133頃)月下多軒騎詩序〈平光俊〉)「一期(いちご)の栄花猶あやうし。枝葉連続して、親を顕し名を揚げむ事かたし」(出典:平家物語(13C前)三)③ 主体に付随した部分。末の部分。重要でない部分。末節。[初出の実例]「雖レ云下時属二休明一、択中枝葉於言行上」(出典:本朝文粋(1060頃)九・学校如林詩序〈大江朝綱〉)「其互ひに相異なる所は皆枝葉(シエフ)に属する点にして其本根楨幹に至ては尽く同一なり」(出典:国会論(1888)〈中江兆民〉)[その他の文献]〔礼記‐表記〕④ ⇒しよう(支用)② えだ‐は【枝葉】 〘 名詞 〙① 草や木の枝と葉。しよう。[初出の実例]「しらかしの枝はをしなみ雪降れどなれたる山は道もまよはず〈藤原光俊〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)六)② 物事の重要でない部分。本筋や中心からはずれた、よけいなところ。末節。しよう。[初出の実例]「殿の思(おぼ)いたるさまなど、ある事もえだはをつけ、なき事をもつきづきしう」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)四)③ 本家から分かれた者、または主人に仕える者。親族、子孫。家来、従者。[初出の実例]「与五郎とやらを誘(おび)き寄せ、彼奴(あいつ)も高橋が枝葉(エダハ)の奴」(出典:歌舞伎・絵本合法衢(1810)六幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「枝葉」の読み・字形・画数・意味 【枝葉】しよう(えふ) えだは。末。〔史記、陳渉世家、少孫論〕夫(そ)れ先王は、仁義を以て本(もと)と爲し、而して固塞(こそく)法を以て枝と爲す。豈に然らずや。字通「枝」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
動植物名よみかた辞典 普及版 「枝葉」の解説 枝葉 (シバ) 植物。山野に自生する雑木または雑草の称 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報 Sponserd by