杉本左近 すぎもと-さこん
?-? 江戸時代中期の神職。
美濃(みの)(岐阜県)八幡(はちまん)藩の預かり地,越前(えちぜん)(福井県)大野郡石徹白(いとしろ)村の白山中居神社の神頭(ことう)職(神主とならぶ神職)。神主上村豊前(ぶぜん)とのあいだに抗争がおき,藩によって左近ら社人500人余は領外追放となったが,宝暦8年(1758)幕府の審理により藩主金森頼錦(よりかね)は改易(かいえき),豊前は死罪となり,左近らは村にかえった。本姓は桜井。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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