現代外国人名録2016 「李東生」の解説
李 東生
リ・トウセイ
Li Dong-sheng
- 職業・肩書
- 実業家 TCL集団董事長
- 国籍
- 中国
- 生年月日
- 1957年7月
- 学歴
- 華南工学院(現・華南理工大学)無線電学部〔1982年〕卒
- 経歴
- 恵州市TTK家庭電器(現・TCL)に配属。以来、技術員、現場副主任、業務経理TCL通訊設備総経理、TCL電子集団総経理などを経て、1997年TCL集団董事長に就任。効率的な販売網とブランド戦略を武器に、広東省の地方都市の小さな国有企業を中国有数の家電メーカーに躍進させる。2002年松下電器産業(現・パナソニック)と家電事業で包括提携、2004〜2006年にはフランス・トムソンのテレビ事業やフランス・アルカテルの携帯電話事業を買収、その後米市場へも参入したが、国策の後押しで国際化を急いだ結果、多額の損失を生む。しかし米国での携帯電話販売事業が徐々に実って低迷を脱し、業績が回復。2014年には液晶テレビは世界4位、スマートフォン事業も世界7位となった。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報