村上俊亮(読み)ムラカミ シュンスケ

20世紀日本人名事典 「村上俊亮」の解説

村上 俊亮
ムラカミ シュンスケ

昭和期の教育学者 東京学芸大学学長;青山学院大学学長。



生年
明治34(1901)年4月28日

没年
昭和52(1977)年3月19日

出生地
宮崎市

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部教育学科〔昭和2年〕卒

経歴
文部省普通学務局調査室を経て、昭和13年東京高等農林教授となった。また文部大臣秘書官、文部省教学官を務めた。戦後21年文部省視学官となり、新制大学制度確立に尽力。教育研修所研究調査部長兼研修部長、次いで24年国立教育研究所職員、研究調査部長、25年大阪大文学部教授兼任、27年国立教育研究所長。31年東京学芸大学長となり、青山学院大学長も務めた。著書に「リット文化哲学と教育学」「陶冶論」「陶冶の基本問題」「学校教育の心理」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村上俊亮」の解説

村上俊亮 むらかみ-しゅんすけ

1901-1977 昭和時代の教育学者。
明治34年4月28日生まれ。文部省視学官をへて,昭和24年国立教育研究所にはいり,27年所長。31年東京学芸大学長,のち青山学院大,岐阜女子大各学長などを歴任。昭和52年3月19日死去。75歳。宮崎県出身。東京帝大卒。著作に「リットの文化哲学と教育学」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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