村上敬次郎(読み)ムラカミ ケイジロウ

20世紀日本人名事典 「村上敬次郎」の解説

村上 敬次郎
ムラカミ ケイジロウ

明治〜昭和期の海軍主計総監,男爵 貴院議員。



生年
嘉永6年9月4日(1853年)

没年
昭和4(1929)年2月15日

出生地
広島県

旧姓(旧名)
堀尾

別名
別名=村上 啓次郎

経歴
堀尾笑石の二男として生まれ、のち村上邦裕の養子となる。明治4年海軍兵学寮の留学生として海軍伝習のため英国に赴く。16年海軍少書記官、軍大臣秘書官、呉鎮守府監督部長などを歴任。永年海軍省経理局長を務めた後、30年主計総監となり、42年予備役に編入。この間、37年日露戦争では大本営海軍経理部長として従軍した。40年男爵。42年貴族院議員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村上敬次郎」の解説

村上敬次郎 むらかみ-けいじろう

1853-1929 明治時代軍人
嘉永(かえい)6年9月4日生まれ。海軍省にはいり,明治30年主計総監,37年大本営海軍経理部長となる。42年貴族院議員。昭和4年2月15日死去。77歳。広島県出身。本姓は堀尾。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例