条斑螟蛾(読み)すじまだらめいが

精選版 日本国語大辞典 「条斑螟蛾」の意味・読み・例文・類語

すじまだら‐めいがすぢまだら‥【条斑螟蛾】

  1. 〘 名詞 〙 メイガ科の小形のガ。幼虫は貯蔵穀物・粉・豆・菓子などの食品を害する虫として知られる。はねの開張約一・五センチメートル、前ばねは灰色で基部の近くに暗色の横線があり、後ばねは半透明の灰白色。成長した幼虫は約一・五センチメートルの淡黄白色で、頭部黄褐色台所などにも発生する。近似の害虫にチャマダラメイガ・スジコナマダラメイガなどがある。小鳥の餌や寄生バチの増殖用として大量に飼育されることもある。世界各地に分布。こなまだらめいが。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

動植物名よみかた辞典 普及版 「条斑螟蛾」の解説

条斑螟蛾 (スジマダラメイガ)

学名Cadra cautella
動物。メイガ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android