杣判(読み)そまはん

精選版 日本国語大辞典 「杣判」の意味・読み・例文・類語

そま‐はん【杣判】

  1. 〘 名詞 〙 杣人自己の伐木・造材したものであることを示すために、材木根際近くに刻みつける目じるし。木印(きじるし)。判立て。切判(きりはん)
    1. [初出の実例]「川並御拾木之中に杣判不分明なるもの有之候て」(出典:白鳥御材木奉行覚書(1746)坤)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android