来世金(読み)ライセガネ

デジタル大辞泉 「来世金」の意味・読み・例文・類語

らいせ‐がね【来世金】

来世冥福めいふくを祈って仏に捧げる金。
「あったらかねあの世へやる。これがほんの―ぢゃ」〈浄・阿波鳴渡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「来世金」の意味・読み・例文・類語

らいせ‐がね【来世金】

  1. 〘 名詞 〙 死後冥福(めいふく)を祈って仏にささげる金。
    1. [初出の実例]「あったら金をあの世へやる、是がほんの来世がねじゃ」(出典:浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(1712頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android