夕霧阿波鳴渡(読み)ゆうぎりあわのなると

大辞林 第三版の解説

ゆうぎりあわのなると【夕霧阿波鳴渡】

人形浄瑠璃。世話物。近松門左衛門作。1712年初演。大坂新町の遊女夕霧と藤屋伊左衛門との恋愛を描いたもの。夕霧の三十五回忌追善に書かれた。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ゆうぎりあわのなると ゆふぎりあはのなると【夕霧阿波鳴渡】

浄瑠璃。世話物。三段。近松門左衛門作。正徳二年(一七一二)頃大坂竹本座初演。新町扇屋の遊女夕霧と藤屋伊左衛門との間にできた子を養う阿波の侍平岡左近の妻雪は、夕霧を身請けし乳母として迎えようとする。伊左衛門が駕籠舁に扮して、密かに親子の対面をするのを見た左近は、親子三人を追い払う。傷心で危篤の夕霧は伊左衛門の母に身請けされる。通称「夕霧伊左衛門」。

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