東中山村(読み)ひがしなかやまむら

日本歴史地名大系 「東中山村」の解説

東中山村
ひがしなかやまむら

[現在地名]菊川町大字東中山

北東とよヶ岳を望み、大了寺おおりようじ山・くまヶ岳の北西麓、木屋こや川の東側に位置し、北東からさこえき川が流れる。東は樅木もみのき村、北は東長野ひがしながの(現豊田町)、南は上保木かみほき村に接する。中山村のうちで木屋川東側にあたる所から東中山村とよばれた。長府藩領で東豊浦郡奥支配に属した。

「地下上申」では東中山村・西中山村を一括して中山村として記す(→西中山村畑地の多い山村であり、西中山村とともに御用紙の製造に励み、東中山村の上納物は渡舟で西中山村に出し、この舟を御役目舟とよんだ。

豊浦藩明細書では東中山村の田数七町六反六畝一四歩で高三二〇石二斗五升五勺、畠数五町九反九畝二五歩で高六八石六斗二升二合、百姓二六軒、男五五人、女五六人を記載する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む