西中山村(読み)にしなかやまむら

日本歴史地名大系 「西中山村」の解説

西中山村
にしなかやまむら

[現在地名]菊川町大字西中山

木屋こや川沿いの村で南北に細長く、北に山を望み、西にうち山・安田あんだ山が迫り、安田川・大迫おおさこ川・戸谷とや川などの木屋川支流が流れる。西は上岡枝かみおかえだ村、北東城戸きど(現豊田町)、東は東中山村に接する。長府藩領で東豊浦郡奥支配に属した。

村名の由来を「地下上申」は「中山と申は左右より山の尾末村中まで差しのぞき山有之故か」とあり、木屋川より西の村であるところから、西中山村とよばれた。

「地下上申」では東西両村を併せて中山村として総高七八七石余(田方五四四石余、畠方二四二石余)、家数八〇、人口三九七と記すが、小村として東中山・西中山に分けており、小名に小畑こはた・小川・下台・雄了寺おおりようじ湯の原ゆのはら戸谷安田迫あんださこをあげる(東西の区別はない)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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