東久邇成子(読み)ヒガシクニ シゲコ

20世紀日本人名事典 「東久邇成子」の解説

東久邇 成子
ヒガシクニ シゲコ

昭和期の皇族 昭和天皇第一皇女。



生年
大正14(1925)年12月6日

没年
昭和36(1961)年7月23日

出生地
東京

別名
幼名=照宮 成子(テルノミヤ シゲコ)

学歴〔年〕
女子学習院卒

経歴
昭和18年10月東久邇宮稔彦王の長男、陸軍大尉・東久邇盛厚王とご結婚。20年3月10日の東京大空襲下、自宅の防空濠で長男信彦殿下をご出産戦後皇籍を離脱してサラリーマン夫人となり、自分で畑を耕し、鶏を飼い、子供の衣服を縫うという、生活ぶりを書いた「やりくりの記」(暮しの手帖社)が評判になった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東久邇成子」の解説

東久邇成子 ひがしくに-しげこ

1925-1961 昭和天皇の第1皇女。
大正14年12月6日生まれ。昭和18年東久邇宮稔彦(なるひこ)王の長男盛厚(もりひろ)王と結婚。20年3月10日の東京大空襲下で長男を出産。戦後,皇籍をはなれる。昭和36年7月23日死去。35歳。女子学習院中等科卒。幼称は照宮(てるのみや)。著作に「やりくりの記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「東久邇成子」の解説

東久邇 成子 (ひがしくに しげこ)

生年月日:1925年12月6日
昭和時代の皇族
1961年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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