東俊郎(読み)アズマ トシロウ

20世紀日本人名事典 「東俊郎」の解説

東 俊郎
アズマ トシロウ

昭和期のスポーツ医学者 順天堂大学名誉教授。



生年
明治31(1898)年9月9日

没年
昭和62(1987)年1月24日

出生地
大阪府

学歴〔年〕
東京帝大医学部〔大正12年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和6年〕

主な受賞名〔年〕
名誉体育学博士(米国ジョージウィリアムスカレッジ)〔昭和37年〕,藍綬褒章〔昭和39年〕,勲二等瑞宝章〔昭和43年〕

経歴
東大助手、順天堂病院第二内科部長、文部省体育局長を経て、昭和24年順天堂大教授に就任し、26年から49年まで体育学部長を務めた。またボート選手として活躍、7年のロス五輪には選手として、11年のベルリン五輪には監督として参加した。その他、国際スポーツ医学会会長(34年)、国体委員長(38年〜42年)、JOC委員(28年〜52年)もつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東俊郎」の解説

東俊郎 あずま-としろう

1898-1987 昭和時代のスポーツ医学者。
明治31年9月9日生まれ。東竜太郎の弟。文部省体育局長などをへて昭和24年順天堂大教授となり,26年同大体育学部長。日本学校保健会会長,国際スポーツ医学会会長などをつとめる。21年日本体育協会国内委員長として国民体育大会の創設につくした。昭和62年1月24日死去。88歳。大阪出身。東京帝大卒。著作に「スポーツ医学の知識」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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