東俣新田(読み)ひがしまたしんでん

日本歴史地名大系 「東俣新田」の解説

東俣新田
ひがしまたしんでん

[現在地名]頸城村東俣新田

北江きたえ用水に沿い、用水上に中村なかむら新田、用水下に飯田いいだ新田がある。正保国絵図東俣村とあり、高七五石余。天和三年郷帳には東又新田とあり高九九石三斗余であった。同郷帳の蓮浄寺本には、うち高四〇石七斗余が無役高とある。文化一三年(一八一六)当村の池田覚右衛門はほか六名とともに高田藩の藩営事業である赤倉あかくら温泉(現妙高高原町)の開発名請人となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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