東北型農村(読み)とうほくがたのうそん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東北型農村」の意味・わかりやすい解説

東北型農村
とうほくがたのうそん

東北型農業の行われている農村特質を表現する目的で,かつて用いられた概念西南型農村対置して使われた。水田農作型で,換金作物栽培が遅れており,第2次世界大戦前において大規模在村地主の存在が目立った。ここでは社会構造の特質として同族型結合が一般的であるとされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android