日本歴史地名大系 「東北遊日記」の解説
東北遊日記
とうほくゆうにつき
東北遊日記
とうほくゆうにつき
二巻二冊 吉田松陰著
写本 松陰神社
解説 嘉永四年一二月江戸から東北地方歴遊の旅に出発し、翌五年四月帰着するまでの紀行文。旅の目的は東北地方の沿岸防備を視察し、同志を訪ねて国事を談じ、また山鹿流兵学を研鑽することにあったといい、一言一句に憂国の情が満ちている。
活字本 「吉田松陰全集」一〇、「日本思想大系」五四、「新編青森県叢書」三(抄録)
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報