デジタル大辞泉 「一言一句」の意味・読み・例文・類語 いちごん‐いっく【一言一句】 1 一つ一つの言葉。「女の語る―が、遠い国のしらべのように」〈谷崎・秘密〉2 わずかの言葉。一言半句。「一言一句も聞き漏らさない」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「一言一句」の意味・読み・例文・類語 いちごん‐いっく【一言一句】 〘 名詞 〙① =いちごんはんく(一言半句)[初出の実例]「伶利の学者於二一言一句下一悟り了るの義也」(出典:寛永刊本江湖集鈔(1633)二)② ひとつひとつのことば。[初出の実例]「女の語る一言一句が〈略〉私の胸に響いた」(出典:秘密(1911)〈谷崎潤一郎〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「一言一句」の解説 一言一句 ひとつひとつのことば。また、ほんのわずかなことば。 [使用例] 女の語る一言一句が、遠い国の歌しらべのように、哀韻を含んで私の胸に響いた[谷崎潤一郎*秘密|1911] [使用例] 流りゅう暢ちょうな英語を駆使したため、松岡の一言一句は、すぐそのまま場内の空気に反映し、総会場は静まり返った[城山三郎*落日燃ゆ|1974] 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報