東南丘陵
とうなんきゅうりょう / トンナンチウリン
中国東南部の低山丘陵地帯の総称。東南沿海丘陵ともいう。長江(ちょうこう/チャンチヤン)(揚子江(ようすこう))以南、雲貴高原以東に広がり、台湾海峡や南シナ海の沿岸に至る。平均標高はほぼ500メートル。南嶺(なんれい/ナンリン)、武夷(ぶい)山脈、幕阜(ばくふ)山脈などを含む。大部分は低い丘陵からなり、平野は河谷や河口の小デルタに限られ、大平野は珠江(しゅこう/チューチヤン)デルタがあるにすぎない。
[河野通博]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 