東御方(読み)ひがしのおんかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東御方」の解説

東御方(1) ひがしのおんかた

?-? 鎌倉時代女官
藤原範光(のりみつ)の娘。順徳天皇につかえ,善統(ぜんとう)親王,彦成(ひこなり)王を生む。承久(じょうきゅう)3年(1221)承久の乱に敗れて佐渡に流された順徳上皇にしたがったが,寛喜(かんぎ)元年病のため京都にもどった。

東御方(2) ひがしのおんかた

1415-? 室町時代,長慶(ちょうけい)天皇の孫。
応永22年生まれ。父は玉川宮といわれた皇子。永享3年(1431)6代将軍足利義教(よしのり)の侍女となるが,9年配流された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む