東御方(読み)ひがしのおんかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東御方」の解説

東御方(1) ひがしのおんかた

?-? 鎌倉時代女官
藤原範光(のりみつ)の娘。順徳天皇につかえ,善統(ぜんとう)親王,彦成(ひこなり)王を生む。承久(じょうきゅう)3年(1221)承久の乱に敗れて佐渡に流された順徳上皇にしたがったが,寛喜(かんぎ)元年病のため京都にもどった。

東御方(2) ひがしのおんかた

1415-? 室町時代,長慶(ちょうけい)天皇の孫。
応永22年生まれ。父は玉川宮といわれた皇子。永享3年(1431)6代将軍足利義教(よしのり)の侍女となるが,9年配流された。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android