東森台村(読み)ひがしもりだいむら

日本歴史地名大系 「東森台村」の解説

東森台村
ひがしもりだいむら

[現在地名]会津若松市高野町こうやまち木流きながし

せせなぎ川西岸にあり、東は木流村、西は中森台なかもりだい村。会津郡の北端で、北は河沼郡となる。もと東森代と記したが、寛文年中(一六六一―七三)今の文字に改めたという(新編会津風土記)。森台(森代)の地名由来は不明だが、南の下高野村の伝承に、鬱蒼とした森林があり、そこに小屋(高野)を掛けて材木を出したとあるように、この地域一帯が森林の多い台地であったことにちなむのかもしれない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android