日本歴史地名大系 「東殿山城跡」の解説 東殿山城跡とうどやまじようあと 岐阜県:郡上郡八幡町赤谷村東殿山城跡[現在地名]八幡町島谷赤谷(あかだに)山の東山頂にあり、「とうどのやま」ともよび、別名赤谷山気良(あかだにやまけら)城ともいう。長滝寺真鏡正編(長滝寺蔵)には「東殿山犬鳴山、犬鳴城」とある。天文一〇年(一五四一)東益之の子常慶が、胤綱以来の赤谷山城(西山頂)を移築改修したといわれる。永禄二年(一五五九)八幡城主遠藤盛数と木越(きごし)城(現大和町)城主遠藤胤俊連合軍に攻撃され落城・焼失し、ここに名家東氏は滅亡した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by