東瓜屋町(読み)ひがしうりやまち

日本歴史地名大系 「東瓜屋町」の解説

東瓜屋町
ひがしうりやまち

[現在地名]丸岡町たつみ

豊原とよはら道沿いにある郭外の町で、天保九年(一八三八)の御領分高免牛馬男女竈改帳(高椋家文書)によると家数一九、人数三六。明治五年(一八七二)の調査では家数三四、人数一七〇で、本光ほんこう院があった。

本光院は浄土宗で宝照山と号し、正保四年(一六四七)丸岡城主本多成重の死後、円与一丸を開山とし、成重の法名本光院と成重の父重次の法名月窓をもって本光院月窓げつそう寺を創建したのに始まる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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