日本歴史地名大系 「東篠本村」の解説 東篠本村ひがしささもとむら 千葉県:銚子市東篠本村[現在地名]銚子市笹本町(ささもとちよう)・豊里台(とよさとだい)下森戸(しももりと)村の北西方、利根川右岸にあり、銚子道が通る。江戸時代初期は篠本村と称した。応安七年(一三七四)の海夫注文(香取文書)に「ささもとの津」とみえ、笹本氏の知行分。元和三年(一六一七)の柑子木数帳(谷本家文書)に篠本とあり、藤右衛門尉が柑子木一本を植えていた。寛永期(一六二四―四四)松平忠実領になったとみられ、年未詳の松平氏領書上(宮内家文書)では篠本村一二八石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by