東西村(読み)とうさいむら

日本歴史地名大系 「東西村」の解説

東西村
とうさいむら

[現在地名]佐賀市巨勢町こせまち大字東西

正保絵図に村名がみえる。当初は佐賀藩の蔵入地となっていたが、寛永一六年(一六三九)に佐賀三支藩の一つ蓮池はすのいけ藩が成立するとその藩領となった。佐賀江に沿った蓮池往還を東へ進み犬尾いぬお橋を渡るとその北岸が東西村である。北に高平たかひら村・千住村南に犬尾村、東が蓮池である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android