東雲の路(読み)しののめのみち

精選版 日本国語大辞典 「東雲の路」の意味・読み・例文・類語

しののめ【東雲】 の 路(みち)

明け方に通る道。早朝の道。中古では、朝方に男が女の家から帰る道。
源氏(1001‐14頃)夕顔「いにしへもかくやは人のまどひけん我がまだ知らぬ篠の目のみち

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android