東風平村(読み)くちんだむら

日本歴史地名大系 「東風平村」の解説

東風平村
くちんだむら

[現在地名]東風平町東風平こちんだ

東風平くちんだ間切の中央部、報得むくいり川の上流に位置する村。東は大里うーざとう間切湧稲国わちなぐい(現大里村)具志頭ぐしちやん間切新城あらぐしく(現具志頭村)、北は伊波いは村、西は志多伯したはく村、南は世名城ゆなぐしく村。東風平間切の行政の中心地。絵図郷村帳に東風平村とみえ、琉球国高究帳では高頭三七〇石余、うち田二九三石余・畠七六石余。「琉球国由来記」の年中祭祀によると東風平間切に比嘉ひじや村があり、同村にはトチ之殿・組直いしのじや之殿がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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