東 草水(読み)ヒガシ ソウスイ

20世紀日本人名事典 「東 草水」の解説

東 草水
ヒガシ ソウスイ

明治・大正期の詩人



生年
明治15(1882)年1月4日

没年
大正5(1916)年10月15日

出生地
愛媛県温泉郡南吉井村(現・重信町)

本名
東 俊造

学歴〔年〕
早稲田大学英文科〔明治40年〕卒

経歴
「保恵会雑誌」に片山伸、安倍能成らと投稿。実業之日本社で多彩な文筆活動を行う。河井酔茗の文庫派詩人として活躍した。アンソロジー「青海波」(明治38年)に「美しき謎」「秘め恋」などが収録されている。総じて七五調技巧的な抒情詩が多く、高浜虚子親交があった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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