松の山窯跡(読み)まつのやまようせき

日本歴史地名大系 「松の山窯跡」の解説

松の山窯跡
まつのやまようせき

[現在地名]長野市信更町田野口

ひじり高原東麓、聖川の谷に臨んだ丘陵地帯にある。水利土質からこの谷筋には平安時代の築窯になる数多い窯跡の存在が知られているが、この中にあって昭和四五年(一九七〇)に発見された本窯跡は、古墳時代後期前半にかかるものとされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android