松の鼻古墳(読み)まつのはなこふん

日本歴史地名大系 「松の鼻古墳」の解説

松の鼻古墳
まつのはなこふん

[現在地名]鳥羽市安楽島町

鳥羽湾の南部で、加布良古かぶらこ崎と安楽島あらしま海水浴場砂浜との間にある小さな松の鼻岬の頂部に築造された古墳時代後期の円墳標高は一八メートルで、東方には伊勢湾口に続く海を見下ろすことができる。墳丘は封土が流出していて不明瞭であるが、直径約一〇メートル、高さ約一メートルの小規模なものと推定されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android