松前屋五郎兵衛(読み)まつまえや ごろべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松前屋五郎兵衛」の解説

松前屋五郎兵衛 まつまえや-ごろべえ

?-? 江戸時代前期の商人,剣術家。
陸奥(むつ)津軽藩(青森県)藩士松前五郎左衛門の次男。江戸浅草蔵前の米穀商で,かたわら剣術をおしえ,名声をえる。これをねたんだ旗本島田藤左衛門のはかりごとで獄にいれられたが,魚商一心太助と大久保彦左衛門のはたらきで冤罪(えんざい)がはれたという。実録本「大久保武蔵鐙」をもとにした歌舞伎,講談で知られる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「松前屋五郎兵衛」の解説

松前屋五郎兵衛
まつまえやごろべえ

歌舞伎・浄瑠璃外題
初演
明治21.4(京都・坂井座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android