松向軒(読み)しょうこうけん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「松向軒」の意味・わかりやすい解説

松向軒
しょうこうけん

京都紫野大徳寺の塔頭 (たっちゅう) 高桐院の内にある茶室天正 15 (1587) 年 10月北野大茶会に際して,細川忠興 (三斎) が,経堂の前の影向 (ようごう) の松の西に茶室を造って松向軒と名づけた。ただし,現在のものは,寛永初年忠興の建立と伝えられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む