精選版 日本国語大辞典「影向」の解説
よう‐ごう ヤウガウ【影向】
〘名〙 (「よう」「こう」は、それぞれ「影」「向」の呉音)
※天台大師和讚(10C後‐11C前)「明星漸く出る程 胡僧形を現じてぞ 自行化他に今よりは 影向せんとは誓てし」
※御伽草子・鉢かづき(室町末)「歩ませ給ふ御姿、ひとへに天人のやうがうもかくやと思ひ知られけり」 〔法華義疏(吉蔵撰)一・序品〕
② 来臨。おいでになること。また、現われることをしゃれていう語。
※歌舞伎・傾城三つの車(1703)二「これ旦那有りがたの影向(ヤウガウ)」
えい‐ごう ‥ガウ【影向】
〘名〙 (「えいこう」とも) =ようごう(影向)
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉六月暦「両人が霊夢に感じて、神体影向(エイカウ)の地を発見し」
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