松山原造(読み)マツヤマ ゲンゾウ

20世紀日本人名事典 「松山原造」の解説

松山 原造
マツヤマ ゲンゾウ

明治〜昭和期の農事改良



生年
明治8年11月21日(1875年)

没年
昭和38(1963)年12月3日

出生地
長野県小県郡大門村

経歴
20歳代で郡の農事改良に従事。かたわら土を掘り起こす犂(スキ)の改良に着手、起こした土を左右のどちらへでも反転できる双用犁を発明、明治34年特許を得た。当時創立した製造所が後の松山犁製作所発展

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松山原造」の解説

松山原造 まつやま-げんぞう

1875-1963 明治-昭和時代の発明家
明治8年11月21日生まれ。長野県埴科(はにしな)郡の農会農事教師をつとめながら,おこした土を左右に反転できる鋼鉄製の双用犂(すき)を発明し,明治34年特許をえる。翌年和村に製作所を設立して生産をはじめた。のち工場を塩川村にうつし,松山犂製作所と改称。昭和38年12月3日死去。88歳。長野県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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