松崎村外新田(読み)まつさきむらとしんでん

日本歴史地名大系 「松崎村外新田」の解説

松崎村外新田
まつさきむらとしんでん

[現在地名]西川町松崎

西川右岸の籏屋はたや村東方に位置する。もと籏屋村字浦廻うらまわりに松崎屋敷まつさきやしきとよばれる所があり、そこが故地と伝えられる。曾根そね村の分村であるが、成立年代は定かでない。松崎区有文書中に享保一〇年(一七二五)年貢割付状がある。長岡藩領で曾根組に属した。天保三年(一八三二)までの村高は二〇九石余。同四年から高一九八石一斗余・反高場一町五反六畝余となるが、これは新田高一〇石九斗余(志ゆもく土手外古荒取立・本免一ツ二分)が地味粗悪・出水などで収穫不定のため反高場として処理されたためである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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