松本敏三(読み)マツモト トシゾウ

20世紀日本人名事典 「松本敏三」の解説

松本 敏三
マツモト トシゾウ

大正・昭和期の数学者 京都大学名誉教授



生年
明治23(1890)年7月13日

没年
昭和40(1965)年5月21日

出生地
大阪

学歴〔年〕
京都帝大理科大学〔大正3年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔大正11年〕

経歴
京都帝大講師、大正5年京都高等工芸教授、7年京大助教授。11年欧米留学、14年帰国、教授となり、数学第3講座担当。河合十太郎教授の指導で偏微分方程式研究、のち函数論に成果をあげた。昭和24年新制京大教授となり、28年名誉教授。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本敏三」の解説

松本敏三 まつもと-としぞう

1890-1965 大正-昭和時代の数学者。
明治23年7月13日生まれ。京都高等工芸(現京都工芸繊維大)教授などをへて,大正14年母校京都帝大の教授。関数論,応用数学の研究で知られた。昭和40年5月21日死去。74歳。大阪出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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