デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本樨柯」の解説 松本樨柯 まつもと-さいか 1785-1840 江戸時代後期の俳人。天明5年生まれ。江戸の医師。医名は元順。俳諧(はいかい)は大島蓼太(りょうた)門の山岸秋良にまなぶ。本草学に通じ,季題のうち動植物七十余題をえらび論じた「俳諧多識編」をあらわす。天保(てんぽう)11年2月21日死去。56歳。名は守雌。字(あざな)は天谿。別号に空然,東杵庵(とうしょあん)2代など。著作に「猿みのさかし」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例